こんにちは、こんばんは、まめイチです。
はじめて訪れる場所での楽しみと言えば「現地食」ですよね。名物やその時の気分で立ち寄ったお店など、様々な出会い方があります。その土地の名物でなくても、現地ならでは雰囲気をもったお店に入るのは、それだけで楽しいものです。
今回、人生初の久留米上陸。博多まではよく行くのですが久留米にはいったことがありませんでした。そんな初久留米で出会ったのが「松尾食堂」さん。ちょこっとネットで調べたら、昭和6年8月15日(1931年8月15日)に創業した老舗有名店でした。偶然にも本日で祝88周年ということで紹介させていただきます。
【目次】
松尾食堂さん
福岡県久留米市日吉町にある素敵な外観のお食事処です。調べてみると創業は昭和6年(1931年)とのこと。長きにわたり地元の方からも愛されているお店なんですね。お店の外観からも歴史の長さが感じられます。
瓦屋根に木枠の連続窓、まさに旧家のつくり。窓に貼られたx印のガムテープは、窓ガラスの割れ防止でしょうか。気取らず自然体な雰囲気が良いノスタルジィを醸し出いしています。
シンプルな看板と入口にかかった暖簾が”食堂”を謳う店名ともバッチリ合っていますよね。
住所
詳細住所は福岡県久留米市日吉町5-9らしいのですが、割りばしの袋には「久留米市みずほ銀行裏通り」と書かれていました。因みにGoogle mapで住所を入力してみると、いきなり松尾食堂さんの正面画像が出てきます(笑)
営業時間
食べログで調べてみたら営業時間は11:00-14:00のお昼時の3時間のみ。今回偶然にも訪問できたのがラッキーでした。実際には11:30頃についたのですが、すでに店外に5名程の待ち行列ができていたので、やっぱり人気店の様です。
名物
松尾食堂さんの名物は、真ん中に生卵が乗っている肉丼とジューシーなカツと卵の半熟度合いが絶妙なかつ丼らしいです。
入口には、肉丼と親子丼の単独看板が2つ出ていました。
いざ店内に
15分ほど待ったでしょうか。その間に食事を終えたお客さんが数組出て行かれ、やっと入店の順番がやってきました。
写真撮影の許可を頂いたのですが、他のお客さまもいらっしゃり、単独の私は相席でしたので、撮影は最小限になってしまいました。すみません。
外観での期待を裏切らない店内の雰囲気に、一気に気分は高まります。そして、癒しの小上がり空間も。こちらも木枠の昔ながらの曇りガラス窓を通った光が優しく店内に入り込みます。店内は蛍光灯が数カ所で、当日は晴れており外がとても明るかったこともあり、店内は少し薄暗い印象でした。また、その薄暗さが雰囲気にマッチしていい感じでした。
店内奥にはちょっとしたカウンターがあり、そこには下げ途中の食器、セルフのお茶と湯のみが、これまた懐かしいスチールのお盆に乗せられていました。壁には歴史物の振り子時計と立派なメニューもありました。
お値段は、親子丼、玉子丼が800円。肉丼が850円で肉丼(玉子入)が900円。カツ丼が950円でした。単純に金額だけでは都会レベルですが、お味と雰囲気、特別感を考えるとあまり気になりません。
かつ丼を注文
さて、いよいよ何を食べようかということですが、先にご入店の相席の方は肉丼(玉子入)を食べていました。しっかりと味付けされたお肉がたくさん乗った肉丼のシズル感はすさまじかったのですが、迷いに迷った挙句、カツ丼を注文(笑)
いやー、今あらめて画像を見るだけで、唾液がわき出てきます。
しかしながら、いつも最後は”カツ”の勢いに負けてしまう男40代。なんか好きなんですよねカツ丼やカツとじが…子供のころに食べておいしかった原体験からですかね。
※肉丼の画像はさすがに知らない方が食べられていたので撮影できませんでした。でも本当に美味しそうなので「松尾食堂 肉丼」で検索してみてください!
かつ丼の存在感に押されていますが、付け合せのたくあんも、ほのかな甘みがある私の好みの味付けでした。また、たくあんが乗っている松尾食堂の名入り小皿もいいですね。
かつ丼は売り切れました
食事とお会計を済ませて外に出てみると、入り口に小さな張り紙が。
「本日のカツ丼は売り切れました。松尾食堂 店主」
一日何食出されるのかは知りませんが、お店を出る事には売り切れになっていました。食べられてラッキー。
そして、ガムテープで申し訳なさそうに貼り出された張り紙に最後まで昭和レトロ感を堪能させていただいた昼食でした。
まとめ
今回は画像が少なめて申し訳ございません。カツ丼の記事なのにカツ丼の画像もたった1枚で…。松尾食堂さんは有名店なので、検索でたくさん画像がヒットしますので、ご興味があるかたは是非ともご検索を。それではまとめます。
- 久留米市みずほ銀行裏通りの名食堂が「松尾食堂」
- 昭和6年創業の雰囲気を存分に漂わせる癒される外観
- 外観そのままの雰囲気の店内で「The昭和」「The食堂」を担当できる
- メニューは丼ものを中心に、名物は肉丼とカツ丼
- しっかりと味付けされていそうな肉丼(玉子付)の魅力は絶大
- カツ丼はカツ・卵のとろみ・しっかりとした味付けの3拍子で大満足の一品
- 機会があれば肉丼、カツ丼の両方を抑えておきたい!
みなさんも、久留米でランチの機会がありましたら、是非行かれることをおすすめします。
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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