こんにちは、こんばんは、まめイチです。
過去に撮影したビデオテープや記録媒体が出てきて困った経験はありませんか? ビデオカメラを買い替えた時にすでに昔の記録方式がなくなりかかっていたら、新しい方式に移行を余儀なくされますよね。しかし、そんな時に見落としがちなのが今まで録画したものをどうするのか?
これが、意外と盲点で後から困ってしまうものなんです。
今回はそんな話です。
最近、部屋を片付けるのにハマっていまして。片付け出すとまた楽しくなってしばらく手を付けていなかった場所まで攻めたくなりますよね。そんな感じで、十数年ぶりに開かずの扉だったクローゼットの片づけをしていたら、出てきたんですよ、大量の「MiniDV」(DVC)
懐かしくないですか? こんな形の小さなカセットテープでした。そして、その本数なんと56本!
そういえば、子供が生まれてから幼少期は結構マメに録画したものです。子供の成長記録をという使命感から一生懸命に撮影していました。そしていつの間にか、次から次へと増えるMiniDVテープをルーチンワークのようになり…。
でも、結局のところ、撮影するだけして後はあまり見ないんですよね。
撮影で満足してしまって。多く観たテープでも2、3回両親に見せて終わりって感じで、その後はクローゼットの奥に片づけられておりました。
しかし、久しぶりに目の前に出てくると、断片的に大昔の記憶が呼び起こされて、どうしても観たくなってしまうのが懐かしさに浸りたい男40代の性!
ということで、今回の話になります。
【目次】
そもそもMiniDVとは
まず、引用しますね。難しい専門的な所は割愛させていただきました。
MiniDV
DV(ディーブイ)とは、1994年HDデジタルVCR協議会より家庭用として発表されたデジタルビデオの規格のひとつ。
(中略)
テープは小型ビデオカメラ用のMiniDV(ミニ ディーブイ)と、据え置き型デッキ用の標準DV(スタンダードカセット)の2種類存在する。<概要より抜粋>
MiniDVのカセットサイズは横6.6×縦4.8×厚さ1.2cmで、記録時間はDV形式のビデオを標準(SP)で60分、長時間(LP)モードで90分となっている
(Wikipediaより)
皆さんもご存知かと思いますが、現在の主流はHDDタイプで小型化されたビデオカメラですね。しかし、昔はふた回りほど本体が大きくて、「MiniDV」という小さなカセットテープを使っていました。
MiniDVが当時の主流だったので、ほとんどのメーカーの機種に採用されていた記憶があります。
MiniDVの今
そんな「MiniDV」ですが、なんと、DVビデオカメラはほぼ消滅状態らしいのです。
そういえば、我が家のDVビデオカメラが壊れて、新しく買い替えたのはHDDビデオカメラでした。
今までのようにテープ代がかからないし、録画時間は長いし、すぐにPCに取り込めるのもメリットですね。今ではすっかりHDDビデオカメラに満足です。
しかし、迂闊だったのは「本体を変えたということは…MiniDVが再生できない!」ってこと。
買い替える時に、昔撮ったMiniDVの再生のことなんて、すっかり意識から飛んでいました。買い替えなんてそんなものかもしれないですが、一番の想定外が、”MiniDVがこんな末路になっている”ということ!
さて、どうやって観るか
「観ることができない」となると、無性に見たくなるのが男40代の性。
(私だけでしょうか?)
むくむくと、MiniDVを観たい衝動が沸き起こってきます。しかしながら、DVCビデオカメラ(故障)もとっくに処分してしまいました。
そこで、対策をいくつか調べてみました。
ダビング業者に出す
手っ取り早く解決するなら、ダビング業者ですね。
同じ悩みを持つ人も多いのでしょう、「MiniDV ダビング」でググると無数の業者がヒットします。
安いところでは、1本400円程度のところもありますね。
しかし、しかしですよ。
我が家のMiniDVは56本。
決して他より多いとは言いませんが、@400x56本で、22,400円。
ひゃー、お高いですね。眩暈がします。
DVCプレーヤーをレンタルする
プレーヤーのレンタル業者さんも多くありますね。
大体1週間で6千円程度。
その手もありました。
でも、MiniDVってテープなので、データのコピーみたいに手軽にできないですよね。
ってことは、各テープに1時間録画されていたとすると、56時間!
不眠不休で2.3日ですね。
レンタル期間の7日間としても、1日8時間の作業です。
まぁ、ダビングをスタートしたら1時間程度は時間が空くのですが、それでも56回のテープ交換をしなければいけません。
これも結構な手間ですよね。
再生が終了するごとに入れ替えなければならないので、1時間ごとにやってくるテープ交換作業に微妙な拘束感があります。
DVCを再生できる機器を買う
どうせなら、時間を気にしなくても良いし、いっそのことオークションや中古で購入してしまう、というのも手です。
そこで、オークションサイトなど見てみたのですが、大丈夫そうな出品は、コレが結構お高いのです。
少し見えずらい画像で申し訳ないのですが「即決価格高っ!」
プレミアム付いているじゃないですか!
希少価値が出まくっています。ダビングの為にそこまで費用投下するか?と考えるとコレも微妙に躊躇ってしまいます。
こまめにチェックして、お値ごろ落札に賭けるというのも手ですね。
しかし、購入したからといって、ダビング作業にかかる56時間は物理的には減りません。うーん、悩ましいとことです。
ビデオカメラ本体に関しては、作業が終わったら、次の方に転売するというものありますけどね。
まとめ
で、結局どうするかってことですが、まだ迷っています。
金額や作業の大変さに直面して、火が付いた気持ちに少し水を注された感じですが、まだ観たいという気持ちに変わりはありません。
いずれにせよ、先送りしても状況はもっと困難になるでしょうし、早めに対応することにします。
それでは、まとめます。
- MiniDVは昔のビデオカメラの主流記録媒体
- 現在、DVビデオカメラは市場からほぼ消滅状態
- MiniDVを再生するには、結構お金や時間が必要
- MiniDV再生機はレンタルもある
- 自力でダビングするときは、撮影時間と同じくらいの時間が必要
どうせ作業には時間がかかるので「GWに観ながら楽しんで作業しようかな」と考えています。
みなさんも、お手元にMiniDVがありましたら、早目に対策を考えられてはいかがでしょうか。
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
【ようやっと作業開始】
【対応策はいろいろですね】