こんにちは、こんばんは、まめイチです。
何かと出費が多いのが40代。みなさん「お金」は好きですか?
私は尋ねられたら素直に「大好きです!」と答えています。
実際に、お金が嫌いな人なんて、そう多くはいないでしょう。ただ、ニュースではお金ね絡みの悪事や事件の情報が、毎日のように流れてきます。ですので、どうしても「お金好き」には、「お金が好き → 好きが高じてルールを逸脱してしまう → 捕まる・是正される」という、連想をしてしまいます。
この辺りが、堂々とお金好きを公言できなかったり、お金持ちを色眼鏡で見てしまう原因かもしれませんね。
しかしながら、どれだけお金にラブコールを送っても、お金が湧いて出てくるわけではありません。
私のような一市民ができることと言えば、精一杯働くこと、チャンスを逃さないこと、神様に祈ること、ぐらいです。(※私見です)
前置きが長くなりましたが、今回はそんな私にぴったりの神様を京都で発見しましたので、ご紹介します。
その名も「御金神社」!
まさに、欲望に支配された経済的にも悩める男40代の救いの神。
それでは紹介していきましょう。
【目次】
場所
場所は、京都市内のど真ん中。地下鉄東西線の「二条城前」と「烏丸御池(からすまおいけ)」駅の丁度中間ぐらいに鎮座されています。
御金神社とは
京都市の中心地にある「御金神社」ですが、読み方は「みかねじんじゃ」と読みます。
そして、入り口は名前に負けないゴージャスな鳥居構えです!
別に「おかね」だと生々しすぎるから、わざと「みかね」と読んでいる訳ではありません。この御金神社ですが、由緒正しい素晴らしい神様ですので、その辺りを説明していきます。
御祭神は、金山毘古(かなやまひこ)神、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読(つくよみ)神。
そして、この神社は”金属類を護り給う(まもりたまう)神”を祀る国内唯一の神社なのです。
触書き
それでは、触書きで正しく由来を知っていきましょう。
画像では読めないと思いますので、下の通り書きおこしておきます。
御金(みかね)神社御由来
一、神社名 御金神社
一、鎮座地 京都市中京区西洞院通押小路下ル押西洞院町
一、御祭神 金山毘古神、天照大神、月読神
伊邪那岐(いざなぎ)、伊邪那美(いざなみ)、御二柱神の皇子にして金山毘古命(かなやまひこのみこと)と稱え奉る五元陽爻(ようこう)(天の位)の第一位の神で金乃神、金乃類を司り給う神で、昔は民家にあって密かに祭祀(さいし)せられていたが、明治十六年(1883年)今の名を附して社殿を建立し、爾来(じらい)、金神様(こんじんさま)の愛称で親しまれ、氏子と崇敬者で祀られるようになった。
鉱山、鉱物の神として人間の営みの中で用いられる全ての金属類、昔は鏡や刀剣類の武具、農耕器具としての鋤(すき)や鍬(くわ)等、現代では鉱工業、農産業の大型機械から家庭の道具類や金属類全てに亘り、特に通貨として用いられる金、銀、銅の御金(おかね)を護り給う事から、近年は資産運用の神様として証券類や不動産、造作、転宅、方位、厄除け、また旅行中の無事安全をも護り給う大神としてひろく崇められております。
金属類を護り給う神を祀る神社は国内唯一です。
御祭札は、毎年十月の第一日曜日に氏子の城巽(じょうそん)学区民により奉仕される。
尚、境内西偶の銀杏は京都市内有数の大樹です。
・樹高 約二十二m
・幹回り 二m二十五cm
・樹齢 約二百年以上
平成十五年三月吉日
京都市 御金神社奉賛会
やはり、私の期待とその名を裏切らない素晴らしい神社ではないですか!
そして、そんな期待に応えてくれる設えが、境内にはあるんです。
境内のご紹介
さて境内をご紹介していきましょう。
境内はさすが京都市内のど真ん中。マンションに囲まれて少し狭い場所にあるのですが、その存在感たるやなかなかです。
鳥居
まずは、なんといっても鳥居でしょう。
その堂々たる金色。遠目で感じるマットな仕上がりが、どことなく高級感を漂わせます。そして、鳥居の中央に座しているが「御金神社」のパネル。雨除けの庇(ひさし)が付きです。
本殿
鳥居に比べてやや地味な本殿です。本殿だけみると、住宅街によくあるこじんまりとした本殿ですね。
それでも、左右に下げられた提灯には大きく「御金神社」の文字が、これでもかというくらい主張してきます。
さすがお金の神様、抜群の集客力です。
私がお邪魔した時は、参拝者が列をなしていました。やっぱり、みんな好きですよね~お金。
御金大神
本殿の中には大神様がいらっしゃいます。
お賽銭箱の上の暗がりには「御金大神」と書かれたパネルがあります。
ところ処にぶら下がっている裸電球がいいですね。
このあたりのメリハリが、しっかりとご利益がありそうな雰囲気を醸し出しています。
金金金
ただ、本殿は地味なだけではありまあせん。
屋根瓦に目をやるとわかるのですが「金金金」の装飾が。
アップにしてみました。
参拝中にはちょっと気がつなかない演出ですね。
ここまで”金”が並んでいると、ちょっと笑けてきます。
おたから小判
少しでも神社のご利益を受けて金運をアップさせたいところです。
そこで、おたから小判というお守りを購入。
初穂料は500円。
お財布の中に入れておくと金運がアップするそうです!
絵馬
そして、驚くのが膨大な数の絵馬。
もはや、何に括りつけられているのかわかりません。
神社のシンボルである銀杏の葉の形をしたかわいらしい絵馬なのですが、これだけ奉納されて集まるとかなりのシュールさです。
人々の金欲パワー圧が強すぎて、押しつぶされそうなくらいの迫力があります。
絵馬の量はタイミングにもよると思いますが、この大量の絵馬を見るだけでも行く価値ありではないでしょうか。
「なーんだみんなお金が大好きなんだ」という自己肯定感に包まれますよ。
まとめ
最後にまとめます。
- 御金神社(みかねじんじゃ)は鉱山・鉱物の神様
- 金属類の器具、機械からお金までそのご利益は幅広い
- 本殿は実に質素で、かえって御利益への期待が高まる
- 入口の金の鳥居に気をとられるが、本殿屋根瓦の「金」は必見
- 人々の金欲の塊(絵馬の奉納)を見ると、お金好きは一人じゃないという安心感が得られる
この記事を書いている間は”みかね”で変換しても”御金”が出てこないので、ずっと”おかね”で変換していました。ですので、もう私には”お金神社”としか思えません(笑)
今回も、最後までおよみいただきまして、ありがとうございました。
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