こんにちは、こんばんは、まめイチです。
突然ですが、自分が小さかったころの感覚って、どれくらい残っていますか?
『三つ子の魂百まで』
三つ子の魂百までとは、幼い頃の性格は、年をとっても変わらないということ。(故事ことわざ辞典)
といわれますが、あらためて自分で考えてみると、当然いろいろなことが良くも悪くも変わっていますよね。
視野が広がったり、生活環境や行動が変化したりして、幾多の経験を積んで、今の私になったわけです。
今回は、健康やカラダの変化ではなく、金銭感覚について、考えさせられる機会がありましたので、書き留めておきたいと思います。
なぜ、今回の記事に至ったか?
今回の記事を書こうと思ったきっかけは、うちの子供の買い物です。
子供が欲しがったものとは
先日、突然子供が買って欲しい言い出したものがあります。
それが、こちら。
携帯コインホルダー。
懐かしい~。
類似商品を、ご存知の人もいらっしゃるとは思います。
実は昔、私もコインホルダーを持っていました。もう、40年近く昔の話です。
私が持っていたのは、お金を挟む部分が金属でした。
恐らく、樹脂素材や加工の技術が今ほど発達していなかったからでしょうね。
そして、お金を入れるスロットも、5円、10円、50円、100円だったと記憶してます。
500円硬貨が抜けているじゃん!って思います?
そうです。あの頃は500円は紙幣でした。
因みに、500円硬貨が登場したのが1982年だそうですよ。
500円硬貨
日本国政府発行の貨幣。五百円玉(ごひゃくえんだま)とも呼ばれる。額面500円の硬貨である。1982年(昭和57年)に五百円紙幣に代わり登場した。2000年(平成12年)8月に、デザインと材質が変更された。
(Wikipediaより)
まぁ、それはさておき、まだ”お金”と言えば”硬貨”のことだった、初々しい年代です。
あのころの金銭感覚
みなさんは、お小遣いが硬貨だった頃の記憶、残っていますか?
一般的には、何歳ごろからおこずかいが紙幣になるのですかね?
我が家は、中学入学で1,000円だったと記憶しています。
そして、40代にもなるとかなり、昔の記憶は怪しいのですが、まだ近所に個人経営の駄菓子屋さんとかありました。
あ、私、”三丁目の夕日”世代ではないですよ。(念のため)
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携帯コインホルダー
今回、子供に買ったコインホルダー(現代版)
おおー、500円まで入るじゃないですか!?(当然か。)
これを見て、手持ちの全財産が硬貨だったあの頃、駄菓子屋さんの店頭で10円単位のやり繰りを、幼い頭で一生懸命に考えていたことを思い出しました。
少ないおこづかいを必死にやりくり
確か、ふがしが10円、チョコ菓子が30円、きな粉棒が10円、すももが30円、うまい棒が10円など、いろいろありました。
良くわからないカードくじが10円、ちっこいス-パーボールしか当たらないくじとかに、なぜか、当時は必死になっていました。
確かに、お金の計算が上達して、我慢を覚えて、大いに学びがあったんだなと、思います。
そんな自分を投影
今回、子供が嬉しそうにコインホルダーにお金を補充する様を見て、昔の自分を投影して、とてもけな気に思えてきました。
今は、コンビニですが、店頭で必死に計算してやり繰りしているのだろうなと。
100円、10円を、真剣に使っているのだろうな。と。
今の金銭感覚はどうだ
その時に思ったんです。
「ああ、それに比べて、40代となった私の金銭感覚は、なんて擦れきってしまったのだろう。」と。
決して、お金に余裕があり、大胆に使っているのではないですが、考えさせられます。
生活資金など、扱う金額がかわっただけで、必死のやり繰りにはかわりないのですが、それでも100円以下の扱いは雑になっています。
みなさんは、どうですか?
特にATM
特にコンビニのATMや時間外の手数料。
コマゴマと、108円や216円を徴収されていますよね。
「くそっ、もったいないな」とは思っても、「まいっか」みたいな。
これは本当に無駄だと思いますし、結構、塵も積もればで、一年で金額もそこそこありそうな予感です。
その、100円、200円を昔の自分が貰ったら、どれだけ嬉しかっただろう。
そして今でも、子供に臨時おこづかいをあげたら、どんなに喜ぶだろう。
少なくとも、何の気なしに徴収されている手数料で、子供の笑顔が見られますよね。
最後に
なんだか、今回はケチくさい話になってしまいました。
でも、生活の中には、”意味のある無駄”と”まったくの無駄”があることに気がつかされました。
(ATM手数料は後者ですかね)
今日からは、無意識の出費についてよく考えて、”まったくの無駄”に費やしていた費用を、少しでも自分や家族の喜びに使えるようにしていこうと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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