こんにちは、こんばんは、まめイチです。
誰しもどうせだったら、健康で長生きしたいものです。
厚生労働省の平成27年調査結果でも、平均寿命は年々伸びて、男女ともに80年を超えています。
いつかは、平均寿命が100年を超える日も来るのでしょうか。
因みに、政府の推計では、2050年には女性の平均寿命が90年を超えるとの予測だそうです。
しかし「長生き」と「健康で長生き」との間には、同じ”長生き”でも大きな差異がありますよね。
あらためて、考えさせられるものがありますよね。
最新のデータで比較すると、その差は10年以上。
今回は、平均寿命と健康寿命を考えてみました。
【目次】
平均寿命
日本では厚生労働省が定期的に公表しています。
最新のデータは平成27年の公表データ(2018年2月12日時点)になります。
男性で約82年、女性では88年ですね。
都道府県別1-5位(男性)
もう少し詳しく、都道府県別で見てみます。
男性では、昨年まで長野県が1位でしたが、今回から滋賀県が1位になりました。
都道府県別1-5位(女性)
女性では、辛うじて長野県が1位キープ。岡山県が超僅差で2位でした。
前回までは、長野県は男女とも1位でした。
また、女性でも滋賀県が4位に入っていますので、両県は男女とも長寿県なのですね。
都道府県別43-47位(男性)
1-5位があるということは、43-47位もあるということです。
男性ではこちら。
都道府県別43-47位(女性)
女性がこちら。
すでのこの統計データが公表された時に、多くのテレビ番組でも報道されていましたので、あまり細かいことは書きませんが、男女とも47位は青森県なのですね。
健康寿命
平均寿命がある一方で「健康寿命」というものがあります。
健康寿命とは
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。これは、国際的な定義となっているそうです。
日本は、厚生労働省の研究班が、国民生活基礎調査の回答や他の統計データを元に、複雑な計算により都道府県別の健康寿命を算出して公表しています。
健康寿命の全国平均
最新の公表データは平成25年のデータになります。(2018年2月12日時点)
健康寿命でもやはり女性の方が長いのですね。
都道府県別1-5位(男性)
平均寿命と同じく、都道府県別で公表されていますので、ご紹介します。
1位は山梨県、2位は沖縄県と続きます。
平均寿命で都道府県別1-5位(男性)の顔ぶれとは異なっています。
都道府県別1-5位(女性)
女性の1位も山梨県、2位は静岡県です。
山梨県が男女ともに都道府県別1位。
静岡県も、男子では3位でしたので、両県は健康寿命長寿県ですね。
都道府県別43-47位(男性)
こちらも、平均寿命の都道府県別43-47位(男性)の顔ぶれとは異なっています。
都道府県別43-47位(女性)
こちらが女性。
男性で、大阪は43位、京都は45位、徳島は47位でした。
また、男性と同様に、平均寿命(女性)の43-47位とは顔ぶれが異なります。
平均寿命と健康寿命の差
ここまで、平均寿命と健康寿命を順にみてきました。
都道府県別でも上位と下位を見てみると、いくつかの共通点がありました。
しかし、今回の話は”平均寿命と健康寿命の差”です。
平均寿命と健康寿命の都道府県別を見てみると、それぞれの上位、下位とも顔ぶれが変わっていることに注目です。
つまり、「長寿が健康長寿という訳ではない」ということですね。
簡単に比較してみると、その差は10年以上。
女性では、13年以上になりますね。
まとめ
この差が、どのような意味になるのでしょうか。
健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」。
つまり、「日常生活になんらかの制限がある期間が10年以上ある」ということです。
考えさせられるものがありますね。
健康は一人ひとりがつくるもの
今回は統計データや平均値を引っ張り出してきました。
あくまで、統計データなので話題としてや、国や自治体の指標としては意味があるとは思います。
でも結局のところ、大切なのは一人ひとりが自分の身体と向き合っていくことだと思います。
平均寿命にしても、健康寿命にしても、私が平均値に対して、最終的にどの辺に落ち着くのかなんてわかりませんしね。
とは言え、どちらも半分を超えているという事実…。
今できることは何かを考えて、少しでも困ることが減るようになにかはじめてみる。
今回の記事が、そんなきっかけになればうれしく思います。
今回も、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。