こんにちは、こんばんは、まめイチです。
みなさん荒木町ってご存知ですか?
荒木町は、東京都新宿区、駅で言うなら四谷三丁目辺りにある町です。
明治時代には花街で、芸者さんが行きかっていたと言われています。
今でも、そんな風情と味わいをどことなく感じさせるお店がたくさんある町なんです。
一度、お店のご紹介もしたいと思いますが、今回はTVでも有名な”女性流し歌う漫画家ちえ”さんで癒された話です。
【目次】
荒木町とは
荒木町
東京都新宿区の町名。「丁目」の設定のない単独町名である。
(中略)
新宿区の南東部に位置する。北部は住吉町と片町に、東部は津の守坂通りに接し、これを境に四谷坂町と三栄町に接する。南部は四谷三丁目に接する。西部は舟町に接する。町域中央部の荒木マンション裏にある池を最底部とした摺鉢状の地形である。かつての花街の面影を残しているが、高層建造物なども見られる。
(Wikipediaより)
こんな感じの通りがなん筋かあります。
華やかではないですが、程よい哀愁が味わいを醸し出します。さらに、周りは四谷三丁目ですので、ぽっかりと昭和が残る町といった感じですね。
流しに出会える町
荒木町ですが、流しの方が現在も活躍されている町でもあります。
流しとは、主にギターや三味線などの楽器をもって酒場を回って、お客さんのリクエストに応えて歌ってくれたり、伴奏をしてくださる方々。
ここ荒木町にも、TVなどでも有名な”しんちゃん、ちえちゃん”という、流しの方がいらっしゃいます。
伝説の流ししんちゃんとちえちゃん
”しんちゃん、ちえちゃん”ですが、現在はちえさんだけで活動されています。
流しのしんちゃんは、有名な伝説の流しの方で、60年もの長い間ギター一本で全国の盛り場を行脚された方です。
享年75才。2017年8月にお亡くなりになられたそうです。
表に出られる機会は少なかったとはいえ、日本の無形文化財的な存在の方がいらっしゃらなくなるのは寂しいことです。
ですので、現在はそのお弟子さんである女性流しで歌う漫画家ちえさんがお一人で、酒場を回られています。
女流流し歌う漫画家ちえさん
荒木町で飲んでいて、運が良ければちえさんに出会えます。
ちえさん、もちろん流しですのでリクエストに応えて歌を歌ってくれます。
そして、とてもお上手(当然ですよね、プロですから。)
透き通った歌声で、おじさんたちのガラ声から離れて、束の間の癒しを手に入れることができます。
それだけではありません。
ちえさんは、歌う漫画家でもあります。
何がスゴイかと言うと、一曲歌っている間に似顔絵も書いていただけるということ。
コチラがちえさんです。(ご本人の許可をいただいて掲載しております)
美しい歌声に聞き入りつつ、似顔絵の進行を見ていると、ちゃんと書き終えることができるのか、ハラハラしてしまいます。
しかし、さすがはプロフェッショナル。
きっちりと、書き上げてくださり、色までつけてカラーに仕上げてくれるんです。
いやー、感動です。
(ちなみに私ではありません)
美味しいお酒と一緒に流しの風情を堪能しつつ、似顔絵の進行にドキドキする。
これぞ、まさに大人の楽しみ!
みなさんも、機会がありましたら、昭和の風情と透き通る歌声に癒されてみてはいかがでしょうか。
女性流し歌う漫画家ちえさんに出会えたら、きっと癒されること間違いなしです。
まとめ
- 東京都新宿区にある荒木町は、明治時代の花街の雰囲気を残す粋な町
- 派手でなくビル街の一角にある、昭和の空気感が残る町
- そんな荒木町で今も活躍されている女性流しがちえさん
- ちえさんは女性流しであり、歌う漫画家。
- 癒しの歌声と共に似顔絵のテクニックを堪能できる
- 出会えたらラッキー、癒されること間違いなし
今回も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。