男40代の秘密基地

男40代が普段の生活の中で起こった出来事からちょっとした生活の工夫まで、いろいろ綴っています。

冬場の乾燥。”かくれ脱水”にご注意。

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こんにちは、こんばんは、まめイチです。

年は明けましたが相変わらず、寒い日が続きますね。なんとなく、なのですが、ここ数年、寒さに弱くなった気がするのですが、これって歳頃事情ですかね。
さらに、夏の暑さにも以前よりも、耐えられるようになってきたように感じます。

家の中ですが、年中半袖で過ごしているうちの中学生を見ていると、カラダから湧き上がる熱量の差を感じて複雑な気持ちです。

それはさておき、冬場と言えば”乾燥”も気になりますよね。私もこの時期、指先の爪の横とか、かかととか、ガサガサです。

乾燥したかかとの画像

空気が乾燥していると、皮膚や粘膜からやんわりと水分が蒸発しているそうです。そして、気温に対する感度も鈍感になってきたからか、それほど喉も渇かない。明らかに、夏場ほど水分を摂っていません。そこで、冬場の水分補給ってどれくらいしたら良いの?と、気になりだしたので調べてみました。

すると、”かくれ脱水”というのがあるのですね。少しまとめてみました。

水分補給の画像

 

【目次】

 

寒い冬でも脱水状態!?

寒くてカラダの水分が減っている実感がない、別に喉も渇かない。そんな季節でも、脱水状態ってあるのですね。だれが名づけたのか「かくれ脱水」とも言われているようです。

この時期は、晴れた日は屋外の空気も、雪や雨の日では暖房の影響で室内の空気も、乾燥しています。室内干しの洗濯物の乾き具合を、自分に当てはめて考えると、確かに結構な水分が出ていってそうです。

このように、自覚がないまま水分が失われていくことを”不感蒸泄(ふかんじょうせつ)”と言うらしいです。

(あえて太文字にしてみましたが、間違いなく、この記事を書き終わる頃には忘れるな~)

 

冬に脱水症状が起こる原因

本やネットにはいろいろと難しく書かれていますが、一言でいうと”INとOUTのアンバランス”ですね。

INのはなし

暑くないから汗をかかない、喉が渇かないからあまり飲み物を飲まない。その結果、水分摂取が減って、水分が不足。

OUTのはなし

これは、上でも書きましたが、空気の乾燥や暖房の影響で、じんわりゆっくりと自覚症状もなく、カラダから水分が抜けていっている。

 

いろいろと、専門的なことも書かれていますが、シンプルにまとめるとこんな感じですね。

そもそも、”脱水”って?

脱水”って、単純に水分が不足した状態の重度のものって思っていませんか?
実は、私もそう思っていました。

もっと詳しく言うと、”脱水”とは、カラダから体液(水分+塩分)が失われた状態だそうですh。

私たちのカラダの半分以上は、「水」と「塩分」を主成分とした「体液」でできてて、この「体液」が、重要な働きをしているそうです。

体液の働き

体液は、たくさんの働きを担っているそうですが、大きなものは下の3つになります。

  1. 体温調節
  2. カラダに必要な栄養素や酸素を運び込む
  3. カラダに不要な老廃物を運び出す

体液の量

年齢により、体重に占める”体液”の割合は異なり、だいたい下記の通りだそうです。

  • 小児 70-80%
  • 成人 約60%
  • 高齢者 約50%

ポイントは、年齢と共に体液の割合は減少するということ。

 

どれくらいで脱水症状になるの?

それでは、どれくらいの”体液”が失われると、脱水症状に陥ってしまうのでしょうか?

脱水の度合いは、体液が失われることによる体重減少の割合によって、3段階に分けられるどうです。(※体重50kgの場合を例にして重さを出してみました)

  • 軽度 ▲3-5%(1.5-2.5kg)
  • 中等度 ▲6-9%(3.0-4.5kg)
  • 重度 ▲10%以上(5.0kg以上)

体液の減少状況 

 

どんな症状が出るの?

実際に”脱水症状”に陥ると、下記のような症状がでるそうです。

現れる症状

微熱、喉の渇き、体重減少、尿や発汗の減少

脱水症状が出てくると、カラダは体液の維持するようになるために、尿や発汗によって体外に水分が出ていくのを抑えるようになるのですって。

体液が多い臓器で出る症状

カラダの中で体液が多き臓器にも異変が出やすくなるそうです。

めまい。立ちくら、集中力・記憶力の低下、頭痛、意識消失、けいれん

消化器

食欲低下、悪心(吐気、胸のむかつき)、嘔吐、下痢、便秘

筋肉

筋肉痛、しびれ、麻痺、こむら返り

 

まとめ

いかがでしたでしょうか、意外と知らなかったことがあって驚きました。

以下に簡単にまとめます。

  • 冬でも脱水症状になる
  • 冬場に脱水症状になる原因は、大きく水分摂取量の減少(IN)と自覚症状なしにカラダから出ていく水分(OUT)
  • 脱水とは、体液(主に水分+塩分)の減少
  • 生命維持に重要な役割をもつ体液は、加齢に伴い体重に占める割合が減少する
  • 脱水の度合いは、体液減少による体重減少のレベルで3段階に分かれる
  • 脱水状態では、症状だけでなく、体液の多い臓器の異変まででることもある 

次回は、「子どもと高齢者の脱水と簡単な発見方法」について調べてみます。

 

【参考にさせていただいた情報】

・教えて!「かくれ脱水」委員会さん

熱中症、脱水症状の最新情報を多数掲載 | かくれ脱水JOURNAL

・大塚製薬さん

効率的な水分補給|大塚製薬

・日本コカ・コーラさん

冬の脱水 ― 冬ならではのリスクと予防・改善策: The Coca-Cola Company